
自炊してるのに食費が高い…。毎日頑張って自炊をしているのに、なんでなの?
毎日頑張って自炊しているのに、なぜか食費は高いまま。かつて僕も、そんな悩みを抱えていました。
「自炊すれば食費が浮く」と聞いていたのに、どうしてもうまくいかなかったんです。



実は、自炊なのに食費が高いその原因、もしかすると日々の「とりあえず買い」にあるのかもしれません。
僕自身、毎日の買い物を少し見直しただけで、食材を無駄なく使い切り、上手にやりくりできるようになりました。
この記事では、僕の実体験に基づき、食費が高くなる原因と具体的な対策のヒントをお届けします。
今日からすぐに実践できる工夫で、あなたに合った無理のない食費管理を見つけていきましょう。
この記事を書いた人【まるちゃん】


- 30代会社員
- 副業ブロガー
- Kindle出版でベストセラーを獲得
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食費を上げる冷蔵庫パンパン症候群の正体


自炊は節約の強い味方のはずなのに、なぜか食費が減らない…と悩んでいませんか?
もしかしたら、あなたの冷蔵庫は「冷蔵庫パンパン症候群」に陥っているのかもしれません。
頑張って自炊する人ほど陥りやすく、知らず知らずのうちに家計を圧迫している可能性があります。



まずはその正体と、食費を上げるメカニズムを解き明かしていきましょう!
節約したいのになぜか食費が増えるメカニズム
自炊をがんばる人ほど、食材のストックが増えがち…。
結果的に食費がかさむという落とし穴にはまりやすいです。
これは、特売品を見つけると「お得だから」とつい買い込んでしまったり、献立を決めずに買い物に行って「とりあえず」で食材を買い足してしまったりすることが原因でしょう。



安さに釣られて買った大容量の食材が、使い切る前に傷んでしまっては、節約どころか無駄になってしまいます…。
冷蔵庫の奥に眠る「死蔵食材」が引き起こす無駄買い
冷蔵庫がパンパンだと、奥に何が入っているか見えにくくなり、せっかくある食材の存在を忘れてしまいます。
これが「※死蔵食材」を生み出し、食費を高くする大きな原因。
※死蔵食材とは「冷蔵庫や棚の奥で忘れ去られ、結局使われずに捨てられてしまう食材」のこと。
例えば、賞味期限切れ間近の調味料や、買ったことさえ忘れてしまった冷凍肉などが冷蔵庫の隅で眠っていることもあるかもしれません。



本来は使うはずだった食材の存在を忘れて、また同じものを買ってしまえば、二重の出費になるだけでなく、食品ロスにもつながります。
疲れた日の衝動買いが家計を圧迫する理由
仕事帰りや疲れている時ほど、献立を考えるのが面倒。
そんな時は「とりあえず」で食材をカゴに入れてしまう経験があるかもしれません。
この「とりあえず買い」は、食費高騰の大きな原因の一つ。
例えば、スーパーで魅力的なパッケージの調味料や、美味しそうなカット野菜、すでに調理されたお惣菜などが目に留まり、深く考えずに買ってしまうことがあります。



一見便利に思えても、計画性のない買い物は単価の高い商品を選びがちで、それが積もり積もって家計を圧迫してしまうのです。
見える化で衝動買いを止める3ステップ


冷蔵庫パンパン症候群の恐ろしさは理解していただけたでしょうか?
じつは、この状態から抜け出すのは、実はとてもシンプルです。
鍵となるのは、冷蔵庫の中身を「見える化」すること。



この3ステップを実践すれば、無駄な衝動買いが減り、食費は確実にスリムになっていくはずです。
ステップ1:まずは「現状把握」!冷蔵庫の「見える化」を始める
食費節約の第一歩は、あなたが今、何を持っているかを正確に把握すること。
冷蔵庫の中身がぐちゃぐちゃだと、何があるのか見えにくく、結果として同じものを買ってしまったり、食材を使い切れずに捨ててしまったりします。
まずは冷蔵庫のものを全部出し、一度中を空にしてみましょう。
例えば、冷蔵庫に何が入っているかを確認せずに買い物に出かけるのは、地図を持たずに旅に出るようなものです。



中身を確認し、写真に撮っておくことで、いつでもどこでも冷蔵庫の中身を確認できるようになり、無駄買いを防ぐツールになります。
ステップ2:買い物前の「たった3分」で劇的変化!ストック把握術
冷蔵庫の中身を把握したら、次はそれを維持する仕組みを作りましょう。
買い物に行く前に、3分でできるストックチェックの習慣を取り入れるだけで、衝動買いは劇的に減らせます。
特に役立つのが、スマートフォンに入っているタスク管理アプリの活用です。
僕は夫婦で「minto」というアプリを使っています。


例えば、買い物リストを作る際に、アプリに「冷蔵庫にあるもの」「買うべきもの」のカテゴリを作成し、冷蔵庫の中身を登録しておくのです。



これにより、特売品を見ても「まだあったな」と冷静に判断できるようになり、無駄な買い物を自然と避けられるようになります。
ステップ3:「買うものリスト」で衝動買いをブロック!賢い買い物のコツ
冷蔵庫の中身を把握し、タスク管理アプリも使いこなせるようになったら、最後に「買うものリスト」を最大限に活用しましょう。
買い物は、リストに書かれたものだけを買う、という強い意志を持つことが大切です。
例えば、スーパーに入店する前にリストを再確認し、リストにないものは買わないと心に決めておく。


これにより、余計なものに目移りすることなく、本当に必要なものだけを効率的に購入できます。



献立を考えるときは、冷蔵庫の残り物から決める習慣をつけることで食材を無駄なく使い切り、さらなる節約につなげられますよ。
「無理なく続く」小さな節約習慣で人生を好転させる


冷蔵庫の見える化と衝動買いストップのコツはつかめましたか?
でも、節約は我慢ばかりでは続きません。
無理なく、小さなことから始めることが、食費ストレスから解放され、ひいては人生全体を好転させる秘訣です。



ここでは、日々の生活に無理なく取り入れられる、頑張らない自炊や持続可能な節約習慣についてお伝えします。
「頑張らない自炊」も正解!食費節約は無理なく続けるのがカギ
食費節約を成功させるには、完璧を目指さないことが重要。
毎日毎日、手間暇かけて自炊しようとすると、疲れて挫折してしまう可能性が高まります。
例えば、週に2~3日は簡単な麺料理や丼ものにする、市販の合わせ調味料を活用するなど、手を抜ける日は積極的に「やめる自炊術」を取り入れてみましょう。



「やめる自炊術」について詳しく解説しているので、興味がある人はこちらを参照ください。


食費月4万円以下を3年以上継続!無理なくできる食費節約の秘訣
毎日の食費に悩んでいても、我慢ばかりではない「無理なく楽しく続けられる」食費節約は可能です。
僕は3年以上、食費を月4万円以下に抑えることができました。
これは、特別な才能や厳しい我慢があったからではありません。
誰にでもできる「ムリなく続けられる」小さな工夫を積み重ねてきたからです。



今日からできる「食費節約の小さなコツ」を紹介しているので、気になる方は読んでみてください。


小さな成功体験が自信へ!食費節約は家計だけでなく心も豊かにする
食費節約は、単にお金を貯めるだけではありません。
日々の小さな成功体験を積み重ねることで、自分自身の自信にも繋がります。
例えば、「今月は〇〇円食費が浮いた!」「冷蔵庫の食材を使い切れた!」といった小さな達成感を味わうことで、次も頑張ろうというモチベーションが湧いてきます。



僕が考える節約が副業である理由を、FP資格を持つ僕の記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらへどうぞ。


よくある質問とその回答


ここでは、「自炊してるのに食費が高い・・・・」と感じている人の、よくある質問に答えていきます。
自炊を始めたばかりで、何から手をつけていいかわかりません。
自炊の第一歩は、難しく考えずに「できること」から始めるのがおすすめです。まずは、週に1〜2回、簡単な定番料理(カレーやシチューなど)を作ることから始めてみましょう。食材も、まずは使い切りやすい少量パックのものを選び、徐々に慣れていくことが大切です。完璧を目指すのではなく、無理なく続けられるペースを見つけることが成功の秘訣です。
毎日献立を考えるのが苦痛で、結局外食に頼ってしまいます。
献立作りが負担なら、思い切ってパターン化してしまうのも一つの手です。例えば、「月曜は麺類、火曜は魚料理」のようにざっくり決めておいたり、冷蔵庫の残り物から考える「逆算献立術」を試したりするのも良いでしょう。たまには冷凍食品を上手に活用して、献立を考える手間を減らすことも、自炊を継続するための賢い選択です。
食材を安く買おうとすると、ついつい買いすぎてしまいます。
食材を安く手に入れるのは素晴らしいことですが、買いすぎは食品ロスにつながり、結果的に高くつくことがあります。特売品は「本当に使い切れるか」を基準に判断し、必要な分だけ買うように心がけましょう。また、買い物に行く前に冷蔵庫の中身を確認し、必要なものだけをリストアップする習慣をつければ、無駄な買い物を大幅に減らせます。
冷蔵庫の中がすぐにいっぱいになってしまい、何がどこにあるか分からなくなります。
冷蔵庫の「見える化」は、食費節約の強力な味方です。まずは一度、冷蔵庫の中身をすべて出して整理し、何があるか把握しましょう。その後は、透明な収納ケースを活用したり、賞味期限の近いものを手前に置いたりする工夫で、常に中身が見渡せる状態を保つことが大切です。定期的な整理を習慣化すれば、無駄な買い物が減ります。
食材の無駄をなくしたいのですが、なかなか使い切れません。
食材を無駄なく使い切るには、「使い切りを意識した献立」を立てるのが効果的です。例えば、一週間で使い切りたい食材を決めてから献立を考えたり、余りがちな野菜は冷凍保存して、スープや炒め物などに活用したりするのも良いでしょう。また、小さな残り物も、一品追加できる「使い切りレシピ」をいくつかストックしておくのもおすすめです。
まとめ:冷蔵庫の見える化と計画的な買い物をしよう


この記事では、「自炊しているのに食費が高い」と悩むあなたへ、僕の経験に基づいたアドバイスをお届けしました。
冷蔵庫の見える化と計画的な買い物を習慣にすることが無駄な出費を抑え、食費をおさえる鍵となります。
料理は毎日のことだからこそ、無理なく続けられる自分なりの方法を見つけることが重要です。
食費を抑えようと頑張って自炊に取り組んだ結果、かえってストレスになったり、食費が高くなってしまったりしては本末転倒ですよね。



以下の記事も参考に、ご自身やご家族にとって最適な節約との向き合い方を見つけていただければ幸いです。



