
「節約」と「倹約」の違いって何?あまり無理してお金を貯めたくないんだけど、どっちがいいのか教えて!
僕も“がまんの節約”で心が疲れた経験があります。
この記事では、家計簿歴9年でFP3級取得の僕が、「節約」と「倹約」の違いをわかりやすく解説。



約3分で読める内容にまとめましたので、ぜひ参考にしてください!
この記事を書いた人【まるちゃん】


- 30代会社員
- 副業ブロガー
- Kindle出版でベストセラーを獲得
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結論:節約は我慢で減らす方法、倹約は心と家計をラクにする向き合い方





“安いものを選ぶ”“趣味や外食を我慢する”といった場面で使われることが多い印象だね!



我慢をせずに、目的に応じてお金の使い道を選べるんだね!
節約はほどほどに、倹約へシフトしよう


「節約」と「倹約」、言葉は似ていますがじつは考え方や行動に大きな差があリます。



その理由は、以下の3つあります!
理由1:節約は「お金を使わないこと」が目的になりやすい
節約は”お金を使わないことが正しい”と考えがちです。
ですが、それではお金を使わないことが目的になってしまい、ずっと心が満たされないことでしょう。



毎回「どの野菜が安いかな…」と悩みながら買い物をするのって、正直しんどいですよね。
実際にファイナンシャル・プランナーのゆりもとひろみさんはこう述べています。
主婦向け雑誌でも食費や光熱費の節約特集はよく見かけます。しかし実際は、そこから始めるとほとんどの人が挫折してしまいます。なぜなら、食費や光熱費などの節約は家族全員が常に意識し、努力し続けることが必要なので、本当に大変なためです。



だからこそ、ただ“使わない”だけの節約よりも自分に合った倹約を考えることが大切なんだね!
理由2:倹約は「目的のために使う・使わないを選ぶ」考え方
倹約はお金を使わない先に明確な目的があリます。
僕の場合は、「家族で旅行へ行く」「娘のかわいい服を買う」といった目標があリます。「そのために今は我慢しよう」と前向きになれます。
これは、経済学の「効用最大化(こうようさいだいか)」で説明ができます。


出典:「どさんこ北国の経済教室」求め方をグラフを使って分かりやすく
「効用最大化」とは、人は限られたお金の中で、できるだけ満足できるようにお金を使おうとするという考え方です。



だからこそ、節約を目的にするんじゃなくて「何にお金を使いたいか」を考えることが、心にも家計にもやさしい倹約の第一歩になるんだね!
理由3:倹約の方がストレスが少なく、無理なく続けられる
倹約は「目的を持ってお金を使う」ことに重きを置くため、我慢に頼らず、納得感を持ってお金と向き合えるのが特徴。
だからこそ、精神的なストレスも少なく、無理なく続けやすいです!
実際、僕も以前は「節約しなきゃ」と考えながら、毎日どこを削るか悩む生活をしていました…。



でも、“何のために使うか”を先に決める倹約に切り替えてからは、驚くほど気持ちがラクになったと感じています!
さらに、拓殖大学の佐藤一磨教授も「体験や経験へのお金の使い方は、モノを買うよりも幸福度を高める」と述べています。
出典:プレジデントオンライン
このように、目的ある支出は、幸福感を生み出すと同時に、日々の迷いを減らす効果もある。



目的や人とのつながりのためにお金を使う倹約こそが、心にも家計にも優しい選択だと考えています!
倹約への第一歩は「お金を何に使いたいか」を考えること


倹約への第一歩は、「お金を何に使いたいか」を考えることです。



それが、心にも家計にもやさしい、“選ぶ倹約”のはじまりだと僕は考えています。
たとえば、子どものかわいい姿はいまだけの特権ですよね。
今この瞬間を逃せば、その表情も仕草も、あっという間に変わってしまいます。
じつは…時間と同じようにお金にも「使いどき=旬」があるんです。



僕が今すぐ「倹約思考」を身につけた方がいいと思う理由は、”今使えるお金には期限がある”からです!
固定費の見直しこそ、倹約への近道!


固定費の中でも、「スマホ代」は節約効果が大きくて、見直しやすいポイントです。



僕は楽天モバイルに乗り換えたことで、月に5,000円以上かかっていたスマホ代は3,000円になりました!
いまでは通信品質も大きな問題はなく、この削減分を“家族との思い出”に回せるようになりました。
興味ある方は以下の記事をご覧ください。
まとめ:節約は我慢で減らす方法、倹約は心と家計をラクにする向き合い方


この記事では、「節約」と「倹約」の違いを解説しました。
最後にもう一度理由をお伝えします。
- 節約は「お金を使わないこと」が目的になりやすい
- 倹約は「目的のために使う・使わないを選ぶ」考え方
- 倹約の方がストレスが少なく、無理なく続けられる
無理な節約はほどほどにして、倹約をして心と家計をラクにするのが良いでしょう。



我慢ではなく、大切なことを選ぶお金の使い方が、今の時代には必要だと僕は考えています!
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