この記事では、この本から学んだ「幸福の資本論」を紹介しながら、感想と僕なりの考え方をお伝えしていきます。
この記事を書いた人【まるちゃん】

- 30代会社員
- 副業ブロガー
- Kindle出版でベストセラーを獲得
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「幸福の資本論」の考え方がこれからは必要

現代社会で子育てと会社員、そして副業まで両立させるのは本当に大変ですよね。
時間的制約、精神的ストレス、将来への漠然とした不安…。「これでいいのかな?」って悩むのは、決してあなただけじゃない。
幸福の土台を「金融」「人的」「社会」という3つの資本に分解し、それらをどう最適化するか、具体的な戦略を示していること。
限られた時間とリソースの中で、子育て世代の僕たちが「お金・仕事・家族・」のバランスを取りながら、自分らしい幸福を築いていくための「羅針盤」になると感じました。

漠然とした不安を具体的な行動に落とし込むヒントが、きっと見つかるはずです。
人生を豊かにする3つの土台


橘玲氏の著書『幸福の「資本」論』では、人生の幸福の土台を築く上で不可欠な要素として、「金融資本」「人的資本」「社会資本」の3つの「幸福の資本」を提唱しています。
- 金融資本:経済的自由と選択肢を広げる力(自由)
- 人的資本:仕事を通じた成長と自己実現の源泉(自己実現)
- 社会資本:人とのつながりから生まれる「絆」の価値(共同体)
これらの資本は、「自由」「自己実現」「共同体=絆」という3つの幸福の条件にそれぞれ対応しており、これらをバランスよくすることが、より良い人生を送るための基盤を形成するとされています 。
すなわち、この3つは以下のように言い換えることができます。
- 金融資本=お金
- 人的資本=仕事、副業
- 社会的資本=家族



子育て世代にとって、この3つの資本をバランスよく整えることが、限られた時間とリソースの中で幸福な人生を築く上で特に重要となります。
あなたはどのタイプ?人生の8つのパターン


この金融資本、人的資本、社会資本という3つの資本は、その組み合わせ方によって人の人生を大きく8つのタイプに分類できるとされています。
あなたが今、どのパターンに当てはまるかを知ることは現状を客観的に把握し、今後どの資本に意識的にリソースを配分すべきか、具体的な戦略を立てる上で非常に有効になるでしょう。


- 金融・人的・社会資本、全てが充実:超充
- 金融・人的資本が充実:金持ち
- 金融・社会資本が充実:旦那
- 人的・社会資本が充実:リア充
- 金融資本のみ充実:退職者
- 人的資本のみ充実:ソロ充
- 社会資本のみ充実:プア充
- いずれの資本も不足:貧困
「やりがいのある仕事」を通して人的資本を高めることである程度の収入を確保する。そして、社会資本である家族という小さなコミュニティにリソースを注ぐことで、お金・家族・仕事のバランスが整っていくんじゃないかと考えました。



すなわち、「リア充」を目指しつつ、最終的に3つの資本をバランスよく育んでいくことが、自分にとって最も納得できる道だと感じました!
子育て会社員が目指す「超充」ではない「自分らしい幸福」


完璧な「超充」は目指さない。すべての幸福要素を完璧に満たす「超充」は、現実的ではないと著者は言います。
だからこそ、3つの資本をバランスよくすることが「自分らしい幸福」になると考えました。
金融資本で「自由」を確保しつつ、人的資本で「やりがい」を感じられる仕事を深め、そして何よりも「家族との絆」を大切にする人生。
これはすなわち、プロフィールでも紹介している…
- 「足るを知る生活」で精神的な豊かさを追求し、「会社員」として経済的な安定を得る。
- 「副業」で自己成長と経済的な選択肢を広げて、その経験やスキルを次の「ステージ」に生かしていく。
- 「夫婦」という小さなつながりから生まれる「絆」を大事にする。
これらの金融資本、人的資本、社会資本が、互いに無理なく、そして心地よく連携し合うことで、僕たち子育て会社員にとっての「自分らしい幸福」が形作られていくと考えました。



そして、この3つの資本を支える土台として、「健康」も忘れてはいけない大切な要素ですよね。
まとめ:小さな一歩から「より良い人生」をデザインしよう


今回の記事では、お金、仕事、家族のバランスを考えるきっかけを与えてくれる一冊、『幸福の「資本」論』についてご紹介しました。
子育て世代である僕たちにとって、この本はまさに人生の羅針盤になると僕は感じています。
金融資本、人的資本、社会資本という3つの資本を単に増やすだけでなく、それらをバランスよく組み合わせる。
さらに、これらの資本すべてを支える「健康」という心身の土台をしっかり整えることが、自分らしい生き方を模索する上で不可欠であると、この本を通して改めて認識しました。



本記事を読んでもっと知りたいと思ったあなたは、ぜひ「幸福の資本論」を読み「より良い人生」をデザインするための第一歩を踏みだしてほしいです。



